今回は、万双のバックパックを紹介します。プライベート用のバックとして使用しております。革の種類は万双独自の双鞣和地(そうなめしわじ)という国産牛の革を鞣したものとなっています。双鞣和地については「ブリーフケース」の記事で紹介しています。念のため、万双さんの公式サイトのURLも参考として添付しておきます。
こちらのバックパックについても革のカラーは豊富に用意されており
- ブラック
- ダークブラウン(写真のもの)
- キャメル
- ネイビー
- ボルドー
となっています。20代の若い方がバックパックを背負って街を歩いているのはよく見かけますが、30代、40代となってくると子供っぽくて似合わなく感じてくる方もいると思います。こちらのバックパックは革と金属でできているため、若者らしいバックパックと違い、大人の色気と神秘的な雰囲気を醸し出してくれるアイテムのように感じます。
使ってみた感想
まずバックパックの収納についてですが、下の写真のように大きなスペースと中に小さめのファスナースペースがあります。ファスナースペースについては薄いものしか入らないので、使っていません。ハンカチやティッシュをいれたり、無くしてはダメな用紙を入れるスペースとしては使えるほどの大きさです。
また、大きなスペースに関しては、しきりは無いので、細々したものの収納はしにくいように感じます。書類や本はA4サイズも難なく入れることができますし、ちょっとした上着などのものも入れておける点は大きいスペースはありがたいと感じます。
収納には上についているカバーを金具を外して開くことができるほか、サイドファスナーが背中部分についているので、金具を外すことなくものを取り出すことができます。ただし、A4サイズになると、サイドファスナーを通すことができない大きさとなっています。
オススメの使い方について
大きなスペースに仕切りがないので、いつも財布や携帯をバックに入れている私は使いにくいなと感じていました。そこでバックinバックを使用することにしました。これによってとても心地よく使えるようになりました。収納が納得いかないという方はバックinバックを使うことをオススメします。
メンテナンスについて
シングルブリーフケースと同様にクリームを使ったメンテナンスを行っています。月に1回程度ですが、用意するものは豚毛のブラシと万双用クリームになります。万双用のクリームでなくても牛革用のクリームでも可能です。手順については、
- 豚毛ブラシで全体のホコリを落とす(馬毛ブラシがあればそちらの方が溝のホコリまで撮ることができます)
- クリームを布で全体に塗り込む
- 豚毛ブラシで全体をブラッシングして余分なクリームを落とす
- 布で全体をふき上げる
この4工程となります。また、雨などに濡れたときは、定期的なメンテナンスに加え臨時でクリームによるケアをすることをお勧めします。よく自然乾燥させた上でおこなってください。
悪い点
サイドファスナーからものを取り出す時に、ファスナーは滑らかですが、口が硬くて広げにくいのでものがよく引っかかります。また、上部によくついている輪っかはないので、バックパックを置くときは直置きか、ベルトにひっかけることしかできません。
以上が万双のバックパックの紹介でした。さらに詳しく知りたいことがあればメッセージをいただければお答えしていきます。革製品は長く使っていった時の経年変化や質感の変化があるので、そういう記事もいつか書きたいなと思います。
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