(腕時計)グランドセイコー SBGW231

アクセサリー

今回はグランドセイコーの手巻き式腕時計「SBGW231」を紹介します。結婚の記念品として購入したものになります。

  • サイズ:横37.3mm 縦44.3mm 厚さ11.6mm
  • 重さ:61g
  • フレーム素材:ステンレス
  • 表・裏ガラス:サファイアガラス
  • バンド素材:クロコダイル
  • 巻上方式:手巻き
  • 持続時間:約72時間
  • 日常生活防水:あり
  • 石数:24石

値段については、定価495,000円(税込)となっており、国産、シンプルな機能ということもあって、高級時計ブランドの機械式時計にしてはお手頃な値段です。また、百貨店やヨドバシカメラでも販売されており、店舗のキャンペーンのタイミングが合えば10%程度の割引が受けられることがあります。

特徴

ダイヤルがシンプルで無駄のないデザインです。針とヴェゼルもよく磨かれており、高級時計らしい輝きと、シースルーバックの美しさ、クロコベルトと全体的な高級感が1番の特徴です。

また、ケースが薄型で、全体的にゆるくカーブしており、手首にフィットするよう考えられて作られています。

機械式時計の良さ

機械式時計は、リュウズによりゼンマイを巻き、それが解ける力を利用して歯車を動かしています。すべてがカラクリのみで動かされているので、手入れさえすれば寿命というものがありません。つまり、長く大切に使っていける時計です。

また、それだけに複雑な機構になっており、高級時計によくあるシースルーバック(裏ぶたが透けている)により、複雑な機構をコンパクトに美しくデザインされて収められている姿を見ることができるという、持ち主の特権が与えられます。

なぜ機械式を持つのか

何かの本で読んだと思うのですが、なぜ、「機械式時計をわざわざ持つ必要があるのか」という問いに「効率を考えれば、安くて精度が良く、手入れもいらない電池式やクオーツを選べばいい。しかし、機械式時計には時を知ることを追求してきた人類の歴史、それを身に付けるために美しく昇華されたデザイン、目に見えないほど細かい部品のみで描かれる芸術呼ぶべき動き、それら全ての要素が詰まった美術品を身につけることができる」というようなことが書いてあり、納得しました。

確かに、高級時計を買うお金があれば一生分のGショックが買えるとは思いますが、個人的には、手入れが必要なくいつでも買い替えられるものに愛着は湧きませんし、身に付けている高揚感も得られません。

クロコダイルの革ベルトについて

高級時計にはクロコダイルの革ベルトがよく使われていますが、これには理由があります。

クロコダイル革は牛革に比べて、耐久性が高く、繊維構造が緻密で、革が内包している油分が何倍もあるため、重厚感と発色の美しさがあるという特徴があります。

革の手入れについては、他の革製品同様、最初は馬毛でホコリを取り除き、クリームを塗った後は豚毛で余分なクリームを落とす方法が良いです。ベルトのサイズに合わせ、写真のように小さいブラシを使うのが良いと思います。

クリームについては爬虫類革用のクリームがあるのでそちらを推奨します。

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