(商品紹介)南部鉄瓶【OIGEN】

コーヒー器具

今回は、OIGENの南部鉄瓶であるお茶々もみじを紹介します。

こちらの鉄瓶は及源鋳造株式会社で製造販売されている南部鉄瓶の1つであり2021年3月に購入しました。ただ、現在はOIGENの公式サイトからは削除されているようです。楽天市場では販売しているショップもあるようです。


以前ブログでご紹介した岩手県奥州市にあるOIGEN Factory Shopで取り扱われていました。公式サイトから削除されているため現地での販売状況は不明です。

商品概要

鉄瓶はお湯を沸かすための道具です。お湯を沸かす以外の利用用途はありませんが、鉄瓶で沸かすと鉄分が含有されたまろやかなお湯を作ることができます。

鉄瓶にはいろいろな形や柄のものがあり、容量・重量も様々なものがあります。購入する際にはデザインと容量を中心にして選ぶといいかと思います。

例えば鉄瓶どんぐりはころんとした丸みのあるかわいらしい形のものです。0.5Lの容量のため一気に大量に沸かす目的ではなく、1〜2人分のお白湯やコーヒーを作るときなどに適していると思います。

鉄瓶どんぐり0.5L・丸形五徳13cmセット | 及源鋳造【公式オンラインショップ】
ころんとした丸みが特徴的な小さな鉄瓶「どんぐり0.5L」と「丸形五徳13cm」のセット。一回分の湯沸かし用に。注ぎ口が細長く、コーヒーのドリップにも最適!

鉄瓶観月アラレは南部鉄瓶の伝統模様「アラレ」があしらわれた代表的なデザインの鉄瓶です。容量は1.85Lのため、5〜6人以上分のお湯を一気に沸かすことも可能です。人が集った来客時などにお茶を入れるために使うのも良さそうです。IHに対応していて卓上IH調理器でも加熱可能です。置いているだけでも存在感があり雰囲気があります。

鉄瓶 観月アラレ1.85L(IH対応)- 及源鋳造【公式オンラインショップ】
南部鉄瓶の伝統模様「アラレ」があしらわれた、代表的なデザイン。容量1.85Lと大きく、キッチンやリビングでも存在感を放つ鉄瓶です。

持っているお茶々もみじはその名の通り鉄瓶に紅葉が描かれています。1.2Lの容量でIH対応です。実際の写真です。

左に口を向けた状態の柄
蓋にも紅葉柄、つまみは架空のお花のイメージだそう
右に口を向けた場合は反対側と比べて紅葉が多い
蓋裏側は無地、引っかからない程度のざらざら感

使ってみた感想

購入してから約2年間、寒い時期の方が夏よりも沸かす回数が多くはなりますが毎日2〜3回以上沸かしています。主な用途は以下です。

  • お白湯を飲むため
  • コーヒーを淹れるため(細口ポットにお湯を移してハンドドリップで淹れています)
  • お茶を淹れるため

普通のケトルなどで沸かしたお湯よりも美味しいお湯になる気がします。浄水器を通した水道水を沸かしていますが、臭みが和らいでまろやかな舌触りになっていると感じます。

なによりも鉄分補給になるのが助っています。味は美味しくなるのみで鉄分臭いと感じたことはないですが、貧血や立ちくらみの症状が改善されています。(あまり飲んでいない期間が続くと立ちくらみが増えてくるため鉄瓶のおかげと思っています。)

鉄瓶は使っていくごとに内側が白くなったりサビができたりとします。約2年間使ってきたところ内側に小さい赤サビができてしまいました。原因は鉄瓶を使った後に半乾きのまま放置したり冷めた水分が入ったままで放置したりとすることによります。

赤サビが増えていくと沸かしたお湯に色がつくことや臭いがつくことがあるようですが、健康には害はないそうです。(OIGENスタッフの方から伺った情報です。)健康には害はなくてもやはりサビが多すぎると気になってしまうためお湯を沸かしたらなるべく早めにしっかりと乾燥させるようにしています。空焚きをある程度はしても問題ないとのことのためしっかりと加熱して水分が飛んだことを確認してから火を消しています

もし赤サビがかなり増えてしまった場合はOIGENのお手入れ方法を実践しようと思っています。

【鉄瓶のサビの対処法】鉄瓶のサビはお茶を煮出して改善 | 鉄器の及源鋳造(おいげんちゅうぞう)株式会社 【公式】
鉄瓶が【さびてしまった時】のお手入れ方法について写真と動画にてご説明。もし鉄瓶がさびてしまっても、お茶を煮出すというお手入れ方法でサビを落ち着かせることができます。“お手入れが必要な赤サビ”と“お手入れ不要な赤サビについてとお茶を煮出して鉄瓶のサビを改善する方法についてをご説明いたします。

また、OIGENでスタッフの方愛用中の鉄瓶の状況を公開されています。白くなっている湯垢がかなり分厚いものや結構な赤サビがついているものもありますがそのまま使い続けられているようです。

スタッフ愛用中の鉄瓶サビ大公開!| 鉄器の及源鋳造(おいげんちゅうぞう)株式会社 【公式】 - OIGEN
鉄瓶の赤サビには、「お手入れが必要なサビ」と「お手入れ不要なサビ」があります。OIGENスタッフが実際に愛用している鉄瓶を参考に、「うちの鉄瓶のサビは大丈夫?」というギモンを一緒に解消していきましょう!鉄瓶で沸かしたお湯に「赤っぽい」「金気臭い」などの異常がない場合は、問題なく使えます。

ちなみに自宅の鉄瓶は裏側が直火に当たっている影響か白くなっています。特に気にせずに利用しています。

使用前の準備について

初めて使う前には湯垢づけをする必要があります。流れはOIGENのサイトを参考にしていただければと思います。

【鉄瓶の使い方】南部鉄瓶の使い始め完全マニュアル | 鉄器の及源鋳造(おいげんちゅうぞう)株式会社 【公式】-OIGEN
はじめての鉄瓶。わくわくして手に入れたものの「お手入れ大変そうだし、一度サビが出てしまったら使えないのかな…」

硬度300mg程度の硬水で実施することが推奨されています。浄水器で硬水モードにしたときの(硬度は測れない)水で実施しましたが、おそらく硬度が足りなかったのか湯垢が綺麗につけられずに利用開始しました。ですが、そのまま使い続けていて特段問題はない状態です。

メンテナンス(毎回使用後の片付け)について

OIGENのサイトに「【鉄瓶の使い方】鉄瓶毎日のルーティンって?」として紹介されています。

【鉄瓶の使い方】鉄瓶毎日のルーティンって? | 鉄器の及源鋳造(おいげんちゅうぞう)株式会社 【公式】 - OIGEN - 愉しむをたのしむ
「正直、面倒?」って思われがちな、鉄瓶使用後の毎回のお手入れは、決まった手順を繰り返すだけのシンプルさ!だけど

お湯を沸かした後火を消してもしばらくは温かいままですが鉄瓶の利用方法としては適していないため、お湯が沸いたら保温ポットに移して鉄瓶はすぐに乾かすようにしています。

使用前の準備があり沸かしたらすぐに乾かさないといけないと思うと、最初手を出すのが少し億劫に感じてしまうかもしれません。ですが、美味しくて鉄分を含むお湯を沸かせると考えると他の湯沸かし方法よりも鉄瓶が良い!と思うようになっています。

以上がOIGENの南部鉄瓶の紹介となります。タミパンクラシックと同様に南部鉄瓶も経年変化し使うほどに味が出てきて愛着も湧いてきます。良いものを大切に使いたいと考える方は是非使っていただきたいと思います。これから購入を検討される方は是非参考にしてください。

ふるさと納税でもOIGENの南部鉄瓶が複数種類取り扱われています。楽天市場の一番安価の商品はこちらです。


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