BBQ検定、バーベキュー検定試験(バーベキューインストラクター検定)とは、2006年に日本バーベキュー協会が考案した日本にも本物のバーベキュー文化を作り出す為の”バーベキュー教育プログラム”です。
初級→中級→上級→MC(講師養成)の4段階になっていて、各検定の試験に合格すると日本バーベキュー協会公認の「バーベキューインストラクター」となることができます。
入門編の初級バーベキューインストラクター検定は四部制で概ね3時間のプログラムとなっています。この初級バーベキューインストラクター検定を実際に受け、BBQを楽しく学ぶことができたと感じたため、紹介したいと思います!
受験までの流れ
日本バーベキュー協会のHP(https://jbbqa.org/category/news/kentei/)で開催日・開催場所が掲載されるため、行くことができる開催日・開催場所を選びます。直近では都合の良い日・場所がなくても、頻繁に色々な場所で開催されているため1〜2ヶ月先までで探してみると見つかるかもしれません。
ネットでも受講・受験することができるようですので、現地に行くことが難しい方はそちらを選択されることも可能です。(https://www.n-academy.jp/SHOP/order_2183.html)ただ、実技演習を実際に目の前にして見たり試食ができたりとするので、可能であればオンサイトで実際に開催される場所に行くことがお勧めです。私はオンサイトで受講・受験したため、以下ではその流れの説明をします。
実際に受験する開催日・開催場所が決まったら、対象のサイトに記載されている申し込み方法に従って申し込みます。開催日・開催場所によって異なりますが、メール・電話で申し込み、参加が確定したら参加費を振り込む流れが多いようです。
当日の流れ
当日は持ち物・体調確認を実施していきます。
私が参加した際はコロナ禍前だったため、持ち物は筆記用具、マイ箸、マイ皿、飲み物でしたが、今はそれに加えてマスク、手指先アルコール消毒液が必要になっているようです。
基本雨天決行ですが、台風などの場合はFacebookなどで周知されると連絡がありました。この手順は開催場所によって異なる可能性があります。
実際現地に行ってからは四部構成で実施されます。
【一部】バーベキュー基礎座学講習(60分)
私が行った検定会場は貸し施設のようで、広い場所に椅子が並べられていてプロジェクターを用いながらの座学講習でした。参加者は20人弱程度だったと思います。
日本人がやっているBBQは海外のBBQが違っているといったことや、茶道とBBQはおもてなし文化として通じるものがあるといったことなどを学び、目から鱗の話がたくさんありました。
【二部】スマートバーベキュー実技講習 試食有(90分)
座学講習の後、実技講習が始まります。炭の起こし方・扱い方から始まり、お肉や野菜の焼き方、BBQデザート、片付けまで、それぞれ試食をしながら学ぶことができます。
ピーマンとしいたけはそれぞれ丸ごとで焼き方を説明されました。BBQで定番としてありがちですが、この焼き方はとても美味しかったです。
分厚いステーキ肉の焼き方レクチャーや、デザートとしてのフルーツの焼き方の説明もありました。温かいフルーツ、特にキウイは美味しいのか…?と最初思いましたが、食べてみたところ美味しかったです。
試食と言ったら少しだけなのかなと思っていたのですが、串は1人1本いただけたり、何時間もかけて仕込まれたお肉を試食できたり、デザートまであったりと、意外とがっつりと種類も多くいただけました。
【三部】筆記試験(10分)
実技講習が終わったら筆記試験です。この試験内容は座学と実技の講習内容から出題されるため事前勉強は一切不要で受験します。合否結果は後日郵送で届きます。
何も勉強せずに行きましたが受かりました!
【四部】エンドバーベキュー・質問(20分)
試験が終わったらエンドBBQと質問の時間となり、フリータイムのようになります。参加した時にはマシュマロを食べました。
受験後
筆記試験の合否結果は後日郵送で届き、合格者は「日本バーベキュー協会BBQインストラクター」に登録可能になります。BBQインストラクター認定登録費は3000円(認定料2000円、初年度年会費1000円)です。登録すると、BBQ検定に合格したことが認定され、「BBQインストラクター」であることを証明する認定証及び認定IDカードが発行されます。
毎年の年会費を払わず期限切れになり、中級以降を受けたいとなった場合は、日本バーベキュー協会へ問い合わせて更新手続きをすると中級以降の受験ができるようです。
BBQ検定に対して興味を持って初級を受けましたが、イベントとしても楽しめました。また機会があれば中級を受けてみようかと思います。興味ある方は調べてみてください!
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