曲げわっぱ弁当箱 【柴田慶信商店】

Uncategorized

 秋田県大館市に行く機会があり、柴田慶信商店さんの曲げわっぱの魅力に惹かれ購入しましたので、まだ実際には使用してませんが、知った魅力について紹介します。(実際に使用した感想は、後日作成したいと思います。)

大館曲げわっぱについて

 曲げわっぱは各地の工芸としてありますが、秋田県大館市の曲げわっぱについては、秋田杉を素材にして江戸時代から武士の内職として曲げわっぱ作りが発展し、現在までその技法が受け継がれてきた工芸になります。

 しかし、天然の秋田杉は平成25年から伐採が禁止されており、今後は造林杉に原材料を確保しようという研究が進められているようです。

 寒い秋田で育った秋田杉は木の成長が遅いので、年輪の幅が細くてまっすぐな材に育ちます。そのため木目が美しく、丈夫であり、曲げることができる柔軟性も備わっているという特徴があります。

柴田慶信商店について

  柴田慶信商店の曲げわっぱもその流れで青森、山形、岩手県産の杉を用いるほか、平成25年以前に取れた杉が入手できれば天然の秋田杉で作られています。

  また、柴田慶信商店の創業者である柴田慶信さんは独学で曲げわっぱ作りを身につけられたそうです。そのため、伝統のある大館わっぱの特徴とご自身で独学での研究をうまく融合させ、現在の伝統を感じつつもどこか和洋折衷の雰囲気を感じられる曲げわっぱが出来上がったんだろうなと思います。

 

大館曲げわっぱ①木を曲げる? そもそもどうやって? | なんも大学
あたたかな素材感と美しい木目をもつ「曲げわっぱ」。特に、そのお弁当箱は、ここ数年で人気者となりました。ですが、その知名度に対して「どこで作ってるの?」「作り方は?」と詳しいことはあまり知られていないようです。それでも、皆が「なんか、いい」と揃って思うのには、きっと「見た目」だけじゃない理由が隠れているはず。実は、秋田県...

 柴田慶信商店の商品は、ネットでは売り切れていることがほとんどですが、秋田県大館市の店舗では購入することができます。売り切れているものもありますが、作成できしだい、送料の負担なく届けていただくことができます。

店舗での購入について

 現地での購入お際は秋田県大館市の「わっぱビルヂング」と浅草の店舗にて購入することができます。

わっぱビルヂング店
017-0044
秋田県大館市御成町1-12-27
TEL 
0186-59-7123
FAX 0186-59-7122
営業時間 : 10:30~17:00
定休日 : 火曜日

浅草店
〒111-0032
東京都台東区浅草1-17-5
TEL 
03-6231-6477
FAX 03-6231-6477
営業時間 : 10:30~19:00
定休日 : なし

わっぱビルヂング店内
わっぱビルヂング店内

 さまざまな形や用途の曲げわっぱの商品がありますが、ざっくり大きく分けて「白木」と「漆仕上げ」の商品があります。

  • 白木・・・塗料を塗らないそのままの木材
  • 漆仕上げ・・・天然の塗料である漆を木材に塗っているもの

 弁当箱を選んでいるときに店舗の方に聞いたところ、白木の商品をおすすめされました。理由としては、白木は天然杉が本来持っている吸湿性、芳香、抗菌効果によってご飯の味を生かすことができ、また、ご飯の水分を程よく吸収し、冷めてもフカフカの美味しいご飯が食べれるということでした。

 漆仕上げの商品があるのは、白木を長く使っていると黒ずみが発生したり、削れてきたりするので、衛生的には問題ありませんが、白木に比べ、漆塗りの方が見た目が良いこと、また、中性洗剤を用いて洗えるということがあります。

柴田慶信商店の長く使えるサービスについて

 ちなみに、購入した商品に名入れをしてもらうことも可能なほか、購入の際は以下の点も良いなと思いました。

  • 既存の商品のほかに、使用用途や要望に応じた商品を作ってくれる。
  • 白木で使い古してきたらシバキ塗り(漆塗り)を施すことが出来る。
  • 漆塗りの商品の漆の塗り直しができる。
出典URL:https://magewappa.com/pages/shiraki
「シバキ塗り」      出典URL:https://magewappa.com/pages/shibaki-repainting

コメント

タイトルとURLをコピーしました